ララランド観た!!
往年のミュージカル映画のオマージュ満載の映画でした。
冒頭の高速道路でのシーンは、本当に心掴まれました!!
なんて美しく、なんて明るく楽しいハリウッド!!!
そう思っていた時期もありましたね…ええ
売れないジャズピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)と、女優の卵のミア(エマ・ストーン)の2人がお互いの才能に惹かれあいながら過ごす、最高に美しい一年間を、素晴らしい色彩で描いている映画でした。
冬に始まり、冬に終わる恋…
特に秋から、現実の風が吹き荒れ、将来の不安と、夢を犠牲にした『成功』が2人をギクシャクさせて行く…
私たちこれからどうなるの?と聞くミアに、なるようにしかならない、と答えたセブ…
あのシーンの、ミアはもう納得というか、決意というか…大人の表情が有ったように感じました。
だから、五年後の新たなミアがあり、そのミアにセブが、最後に魅せる『たられば』がメチャメチャ泣けました…。
そして、セブも新たなセブへと進んで行っている…
「次の曲です。1.2.3」
後半はもう、立ち上がれないぐらい泣いて泣いて…
綺麗な作り話が大好きなので、ビッグフィッシュも大好きです。
ほろ苦く、あまり何人受けしないラストかもしれませんが、
きっと過去に決断を下さなければならなかった人には、美しい「たられば」の世界に引き込まれると思います。
そして、映画の感想サイトで、何故か同じ監督のセッションのラストのネタバレを見てしまい、うっかりセッションも見たいと思いました。